誰にも見つかってはいけないブログ

あなたにだけは見つかりたくなかった

博士課程45日目

最近、研究室の同期が、しきりに学振の話題を出す。

 

僕は今年は(研究員としての仕事が全然進んでいないので)挑戦しないことに決めていたのだが、敗戦すら味わえないのかと思うと耳が痛い。その同期は、昨年僕と一緒にDC1に突撃し、一緒に撃沈した仲である。彼だけでも通ってほしいと思うが、きっと現実は厳しい。

 

こういうのは、少なくとも僕たちみたいなキラキラしていないタイプの院生にとっては、挑戦すること自体に大きな意味があるのだと思う。指導教官や先輩方を含め、色んな人に書類を見てもらったり、議論を重ねたりすることで、自分に足りないものや、自分の目指すべきものが何となく見えてくるからだ。通る通らないは二の次だ。自分の研究に真剣に向き合う時間は尊いのだ。

 

こんなことを言っているから通らないんだぞとお叱りを受けるかもしれないが、別に落ちてもいいやと思って書いているわけではないし、おそらくそこに因果関係はない。単なる実力不足である。準備不足とも言う。

 

僕も、来年こそ勝負できるように、この仕事が片付いたら少しずつ取り組み始めよかな。実績なんてないけど。

 

頑張ろ。